海外で働く日本語教師の口コミ

オーストラリアで働く日本語教師の体験談。求人の探し方から給料のことまで。

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オーストラリアで日本語教師になるために

オーストラリアの日本語教師

オーストラリア、特にここクイーンズランドには民間の日本語学校があまり存在しません。ですから、ここで日本語教師になるにはオーストラリアの大学の教育学部を卒業し、現地校の教員になるのが一般的です。

私は、現地の国立大学の言語学部と教育学部で所謂ダブル・ディグリーと言われる課程を修了し、セカンダリースクールと呼ばれる中学・高校の日本語と社会科の教員資格を取得しました。

大学では、主教科と副教科となる2科目以上を専攻する必要があります。私のようにダブル・ディグリーを専攻している場合、副教科の選択肢は限られます(私の場合は英語か社会科のどちらかでした)が、教育のみを専攻する場合は自由に副教科を決められます。

実際、私が今まで出会った日本語教師の副教科は、音楽、体育、理科、数学、美術等と分野が多岐に渡っていました。

但し、あまりに奇妙な組み合わせにすると学校側が時間割を組みにくかったり、前任や後任と引き継ぎにくかったりするので、採用されにくくなるかもしれません。

逆に、高校英語や物理、数学といったなり手が少ない教科を専攻すると就職しやすくなる傾向があるようです。この場合、日本語の授業数が極端に少ないということも多々あるようなので注意が必要です。

教育学部は4年間ですが、ダブル・ディグリーだと学部によって大体4年半から5年のコースになります。

1年は2学期制で通常1学期につき4教科分の単位を取得するようにカリキュラムが組まれていますが、私の大学は単位を取得次第卒業できましたので、1学期につき5教科分の単位を取得したりして、通常4年半だったコースを4年で卒業しました。

具体的には、大学の1、2年生で主に言語学部の単位を取得し、3年生から5週間の3回の教育実習を含む教育学部の単位を取得し始めました。

途中、教育実習で5週間抜けることになるのですが、教育学部以外ではそのことが組み込まれていないので、その間に試験や提出課題が重なっていることも多く、その場合には独自に担当教科の教授と交渉する必要がありました。

日本で大学を卒業している場合、Graduate certificate や Graduate diplomaのような1~2年の短期間で教員免許を取得できるコースもありますが、制度がコロコロと変わるので事前に確認する必要があります。

但し、留年や休学をしない限り、入学時と卒業時で制度が変わっているということはまずないと思います。

イギリスで働く日本語教師の体験談。仕事の探し方から給料までぶっちゃけます。

教育実習から大学卒業まで

日本語学校の先生になるには?

大学3年生から卒業するまでの間に計3回、大学に紹介された現地の公立や私立の学校に教育実習に出向くことになります。

車の有無や現住所を多少考慮してもらえますが、必ずしも近くの学校で実習ができるとは限りませんし、たとえ遠くとも交通費が出るということもありません。

教育実習では、1回目に日本語、2回目に社会科、そして3回目に日本語と社会科の両方を教えました。

1日に1教科につき1時間程度教え、あとは指導教員の授業を見学したり、チーム・ティーチングをしたりしました。3回目の実習先が公立校でしたので、後半には校長先生や教頭先生、直接の指導教員と面接がありました。

その時に、勤務地や勤務体制(常勤、非常勤等)の希望も提出しました。面接後に新米教師としてのグレードが付けられ、大学卒業後公立の学校に勤務することができるようになりました。

まだ私が学生だった頃、この面接は各実習先で行われていましたが、最近では実習先が段取ってくれることは少なく、基本的には教育委員会に指定された面接先に出向く形になっているようです。

大学で全ての教育課程を終え無事大学を卒業したら、クイーンズランド・カレッジ・オブ・ティーチャーズ(Queensland College of
Teachers)という機関に登録します。

ここに登録されない限り公立、私立に関わらず現地の学校で働くことはできません。

最初の1年は、条件付き(provisional)の登録となりますが、1年終了後に勤務先の校長先生の推薦によって一人前になることができます。

尚、英語力を証明するためIELTSで7.0以上の成績を求められます。

就職活動 公立の学校を希望する場合、教育実習をしている間に面接は済ませてありますので、教師としての登録ができ次第、教育委員会から採用の連絡があります。

もちろん、グレードが良い人、僻地希望の人等のほうが雇用される可能性が高いです。

もし、採用の連絡がこなくても、代用教員(relief teacher)としてキャリアをスタートさせることができ、そこから契約、正規へとステップアップしていくことも可能です。

私立の学校を希望する場合は、一般の就職活動と同様、求人サイトや新聞の求人欄を参照して履歴書を提出することになります。

永住権のような現地で働けるビザを保有していることや一定期間の経験があることが応募条件になっていることも多いです。

教員専門の派遣会社もありますが、新卒を受け付けているところはほとんどありません。

尚、公立、私立に関わらず、教育実習先がそのまま初任校になるということもままあるようですので、この辺りは運次第です。

日本語教師としてのスタート

日本語を教えるのは楽しい

私の場合は、応募した私立の学校がたまたま最初の教育実習先の校長先生の転任先で、病欠の人の穴埋めという形で採用してもらうことができました。

前任の人が中学校の先生だったため、そこでは中学1年生の日本語と中学1、2、3の社会科を担当し、中学2年生の学級担任も受け持つことになりました。

日本語教師としての募集でしたが、結果的には年間を通して社会科の授業数のほうが多かったです。

LOTE(Language Other Than English)と呼ばれる言語学習が、ここでは小学5年生から中学2年生まで義務付けられていますが、どの言語を採用するかや、いつから始めるか等はその学校や校長先生次第です。

ですから、必須科目のクラスには「日本人や日系人」、「日本語学習を小学1年生から続けている生徒」、「小学5年生で日本語学習を始めた生徒」、「小学校での言語学習が日本語ではなかった生徒」、「全く言語学習の経験がない生徒」がひとつのクラスに混在しています。

また、英語が母国語ではない生徒も一定数存在します。ですから、そのことを念頭に置いた上で教案を考える必要があります。

一方、選択科目の高校2、3年生のクラスでは一定の生徒数が集まらず複式学級になることもよくあります。

複式学級の人数にも満たない場合には、日本語のクラスを確保してもらえず、生徒たちは遠隔教育を受けることになります。

そうなると、ますます日本語を選択する生徒が減り、日本語の廃止という流れになることが多いですから、必須科目であるうちにどれだけの人数を囲えるかがカギになります。

複数の言語を採用していて、全員が半年ずつ全言語を学習するというシステムの学校では人数確保が特に難しいです。

また、日本語教師の仕事で一番難しいのは教室運営だと思います。

日本では「学級崩壊」と呼ばれそうなクラスもザラにあり、それをまとめるのが教師の役目です。

提出物を期限までに出さない生徒やテスト当日に来ない生徒もたくさんいます。長期休暇前に旅行にでかける、という家族もいます。

ですから、担当している生徒だけでなく、その保護者と会話をする機会も多々あります。

日本語教師が学校に1人だけだったり、教科主任が言語関係でなかったりした場合、詳しいことを相談できる相手に困ります。ですから、校外との横の繋がりはとても大切だと考えています。

学校によって、日本語科の置かれている場所は言語科だけでなく、英語科だったり、社会科だったりと本当にマチマチです。

一度は、芸術科の中に日本語科が置かれており、美術、手芸、ドラマ、ダンスといった先生方が同僚で、教科主任も外国語を全く知らない美術の先生でした。

教科主任が日本語を知らない、日本語教師が1人しかいない、というのは善し悪しで、裏返せばシラバスに沿っている限り、自己責任で自由に授業を組んだり、アクティビティをしたりできる、ということです。

また、放課後に時間を取られる教科別会議も存在しないので、その気になれば自由且つ独創的な理想の授業を追求できると思います。

スペインで働く日本語教師の体験談。苦労・給料のこと

新卒の教師の給料だけで生活できる?

現在、オーストラリアの新卒の教師の給料は、年俸にして税込み450万円程度ですから、日本語教師の給料だけで十分生活していけると思います。

僻地勤務の場合基本年俸に多少の手当てが付きます。

代用教員の場合、時給で計算され学校にもよりますが大体1日税込み2~3万円です。条件によっては、9%程度の退職年金(superannuation)を付けてもらえることもあります。

時給自体は正規や契約より高いですが、毎日仕事があるという保証はなく、長期休暇中も無給になるので生活が不安定になります。

最近では、契約雇用でも組める住宅ローン等ができてきましたが、代用教員ではローンを組むのはまだまだ難しいと思います。

オーストラリアで日本語教師を目指す方へのアドバイス

日本で日本語教師になるための勉強(420時間修了)をしてきた人は、定住してお金をもらってなる日本語教師より、ワーキングホリデーなどで来て、お金を払ってなる日本語アシスタントに多いように感じます。

また、現在日本語教師として働いている人たちは、日本で日本語教師だった人たちより英語教師や国語教師だった人の方が多いように思います。

私の知り合いにも日本の日本語教師の資格を持っている人や日本で日本語教師をしていた人が何人かいますが、その資格を活かして働いている人は現在1人もいません。

1人、民間の日本語学校で働いた方がいますがボランティア程度しかお給料がもらえず、生活がなりたたないので続けられなかったと言っていました。

皆さん、空き時間に個人で家庭教師はしているようですが、それではビザが下りないし、その収入だけで生活するのは大変だと思います。

日本語教師になるきっかけ

私が「いつか日本語教師になりたい」と思ったきっかけは、まだ日本で英語教師として働いている時でした。

オーストラリア人の夫と一緒に彼の故郷へ行った時、教育委員会で働いている知り合いから「貴方は教師なの?日本語教師が足りないから、すぐにこっちに引っ越していらっしゃい」と度々、リクエストを受けました。

それ以来「いつかオーストラリアの子どもたちに日本語を教えてみたい」と、琴、着付け、華道、茶道、書道などを勉強しました。

それから5年たち、移住してみると、既にその知り合いは退職済み。

公立・私立・独立系・カソリック系に関わらず、オーストラリアの小中高校で日本語を教えようとしたら、オーストラリアの教員免許証が必要です。

日本の教員免許を持っていても、オーストラリアの教員登録がない限り、どこの学校でも教える事ができないため、教員登録をする事が最重要事項になりました。

オーストラリアにトランスファーして教員登録されるまで

海外での教員免許保持者の場合、以下の書類が必要です。

戸籍謄本、パスポートのコピー、オーストラリアのビザ、教員免許証、犯罪経歴書(日本の警察署発行)、大学卒業証明書および成績証明書、これら全てを英文で発行してもらう必要があります。

必要な書類が州によって若干違うので、各州のホームページを確認してください。

クィーンズランド州 Queensland College of Teachers
http://www.qct.edu.au/

ヴィクトリア州 Victorian Institute of Teaching
http://www.vit.vic.edu.au/

ニューサウスウェルズ州 NSW Institute of Teachers http://www.nswteachers.nsw.edu.au/

西オーストラリア州 Teacher Registration Board of WA http://www.trb.wa.gov.au/

南オーストラリア州 Teachers Registration Board of South Australia
http://www.trb.sa.edu.au/

ノーザンテリトリー The Teacher Registration Board of the Northern Territory
http://www.trb.nt.gov.au/

一つの州で教員登録されると、mutual recognition(相互認定)と言って、簡単な書類と審査、および登録料を払うと、他の州でも教員登録する事ができます。

手続きには約3週間から数か月かかりますから、別の州で就職する場合は、余裕を持って応募する事が必要です。

私の場合は、書類審査終了までに約3か月かかりました。

書類審査に合格しても、教員免許証が英語圏以外の国で発行された人は、IELTS(アカデミックテスト)で4項目(reading,writing,speaking,listening)でBand7以上を取得するまで、登録されません。

注:2016年現在ではSpeaking, Listening はBand 8に変更されました。

IELTS Band 7はどの位のレベルでしょうか?「イギリスの大学院の入学要件が、Band 6.5以上」という所が多いですから、そう簡単に出せるスコアではありません。

一説によれば、英検の1級、TOEIC900点以上と同等のレベルだそうです。

私は最初は独学で英語の勉強に専念しましたが、なかなかスコアはアップしませんでした。

パブリックスピーキングのクラブに入って、毎月、7分程度の英語のスピーチを書き、発表し続ける事によって、総合的な英語力を上げました。

結果、約9カ月後に目標のスコアを取得しました。

苦労はしましたが、そこで培った英語は日本語教師になってから、かなり役立ちました。

日本語を教えているとはいえ、普段の生徒指導は英語がメインです。

いちいち「これは英語でなんと言うのかな?」と思うようなレベルでは、話になりません。

職員会議も、回ってくるメールも全て英語です。

特に、年度当初の会議は膨大な資料があり、そこで出てくる教育用語は、オーストラリアの大卒の先生方には既知のものばかりですが、私はほとんど知らず、最初のうちはかなり苦労しました。

「将来オーストラリアで日本語を教えたい」という人へのメッセージ

私のように、日本の教員免許証をトランスファーする事も可能ですが、オーストラリアの大学で日本語教師の資格を取った方が良いです。

日本とオーストラリアの教育文化はかなり違いますし、この国の生徒指導、教育課程、シラバスの作り方、アセスメント、評価方法など全く知らない状態で、私はフルタイムの教師になりましたから、最初の数年は冷や汗ばかりかいていました。

また、英語で日本語を教えるという課程も、独学するしかありませんでした。

仕事ができる「就労ビザ」が取れるか!?が大問題

私の場合は、夫がオーストラリア人ですから、すぐに配偶者ビザを取得できたので問題ありませんでした。

けれども、大学を卒業したばかりの同僚は「学生ビザ」を保持しつつ、「就労ビザ」を出してくれる学校をみつけるまで、苦労していました。

家庭教師の仕事の見つけ方

プライベートレッスン(いわゆる家庭教師)をするなら、地元誌、ショッピングセンターなどのコミュニティボードやネット上で宣伝します。口コミで来るケースも多いです。

時給は$30-50位(ちなみに音楽レッスンなら$70~)が一般的だと思いますが、月謝制ではないので、生徒は都合が悪くなったらすぐにキャンセルしてきますので、あまり収入は安定しないかもしれません。

教員免許を取得した場合の就職

教員登録されたら、政府のサイト、QLD州ならTracerサイトで登録をすると、連絡が来ます。

また、私立の学校ではネット上で教員を募集していますから、ジョブサーチのサイトでリサーチしましょう。

(多数あります。以下例)

https://www.seek.com.au/
http://www.jobsearch.gov.au/
http://au.indeed.com/Job-Seek-Australia-jobs

どんな生徒を教えているか、レッスンの時間帯

私は個人プライベートレッスンでは、子どもから大人まで教えています。

日本語を学校で習っていて更に深めたいから家庭教師を頼むケース。または成績が悪いから、成績アップのためのサポート。

大人は日本の文化(アニメやビジュアル系バンド、空手、茶道)をきっかけに習い始めた人。ビジネスマンで日本赴任が決まったから、日本のビジネス文化について習いたい方などいました。

また、図書館などの公共施設で「10週間の旅行会話短期集中コース」なども実施しました。

中高で教えた時もありましたが、現在小学校1年生~6年生まで週1回30分~50分教えています。

日豪の生徒の違いー中高

オーストラリアでは、生徒が教室掃除をする必要がないですし、中高では帰りのHRもありません。

「授業の終了時間=帰宅時間」であり、終了5分前になると教師が指示しなくても、生徒は勝手に教材を片づけ始めてしまいます。

また、教室や机の上にゴミを捨てて平気で、退室してしまいます。

もちろん小学校で「整理整頓」「ゴミは拾う」など躾は受けてきています。

けれども、中学生くらいになるとタガが外れるのか、食べたカスをーゴミ箱が近くにあってもーその辺に捨てていくので、最初のうちは、そちらの指導の方が大変でした。

苦労したこと

オーストラリアの大学を出ていないので、最初のスタッフミーティングで飛び交う教育用語がわかりませんでした。

また、文化に慣れるまで時間がかかりました。

例えば、教員同士はファーストネームで呼び合います。

校長先生や教頭先生を”Hi, John” Morning, Eva”と呼べるようになるまで、半年かかりました。

教え方の違い

小学校では特に、ほとんどの教科に教科書がなく、無償でもありません。ごくわずかの教科書だけ、生徒は購入します。

つまり、日本語教師が全ての教材を用意しなくてはなりません。

黒板はなく、どんなに田舎でも(むしろ田舎の方が補助金が贅沢にあり、設備は充実していた)プロジェクターと電子黒板を使い、パワーポイントなどで教える内容を提示します。電子機器の操作に慣れていないと苦労します。

満足していること

「小学校で日本語の教科書がない」という事は、自分の工夫次第で色々な事を教える事ができるという事です。

和食を作る、琴、生け花、着物、書道など、様々な日本の文化をレッスンに取り入れる事ができます。

フルタイムの教員の場合、持ち帰る仕事はありますが、授業が終わる午後3時には退勤できます。

日本で教員として勤務していた頃は7ー8pmまで部活動や事務処理に追われていました。

土日や夏休みなど長期休暇も、講習・補修・部活動でほぼ休みなし。土日は完全休業、年間12週間の有給休暇があるオーストラリアのフルタイムの教員の労働環境は素晴らしいです

日本語教師の収入だけで生活できるか?

日本語教師の収入だけで生活できるか?について。オーストラリアの最低賃金は時給20ドル以上と高いのですが、生活費が日本よりかかります。

地域によって格差はありますが、住居費はルームシェアでも週150-250㌦位かかります。

ルームシェアとは、家の借主とリビング・キッチン・バスルームをシェアして、ベッドルームのみ個室を使う事です。家具が揃っているので、身一つで引っ越しできるのが便利です。ただし癖があるルームメイトになった場合は、色々な問題に悩まされ、退去を余儀なくされる事もありますから、部屋は慎重に選びましょう。

ベッドルーム(日本と違って「寝室の広さ」に表示がなく、サイズはまちまちです。(6畳ー12畳超)シドニー・メルボルン・ブリスベンなどの都市部は高いけれど、田舎だと週250㌦位で、1軒家が借りられます。

水道費はオーナーが払ってくれます。光熱費は3か月に1回の請求ですので(ルームシェアだと(200-300㌦)、貯めておかないと大変な事になります。

食費も日本に比べると高くつきます。牛乳、パン類、フルーツ類は安いですが、卵1パック4.5㌦、牛肉1キロ20㌦~、サーモン1キロ25㌦など。

交通費―シドニーやブリスベンなどの都市部を除き、オーストラリアは車がないと移動できない車社会です。車の購入費、登録費、ガソリン費(2016年現在liter130-137¢程度)も考えておきましょう。

プライベートで日本語を教える場合は、それだけで生計をたてられるほど、生徒を見つける事は、都市部でも難しいです。例えば、日本に数年住んでいたブリスベン出身の男性は、地元でプライベートレッスンの日本語教師を始めましたが、1年たたずに転職しました。メインの職業があって、プライベートレッスンでお小遣い稼ぎ程度ならやっていけます。

お仕事サイトを見ていると、たまに非常に条件の良い仕事があります。例えば、日本に派遣させる予定の軍隊のエリート予備軍を、毎週30時間1年間の短期集中で教える日本語教師の給料は、10万ドル超(900万円位)と破格でした。なおかつ、次の年も仕事が継続してあるという事で、応募が殺到しました。

フルタイムの日本語教師のお仕事

おススメなのは、教員免許を取得して、小中高校に就職する事です。

オーストラリアの学校では、教える外国語を自由に選択できるので、ヨーロッパ系(ドイツ語、フランス語、イタリア語、など)アジア系(日本語、中国語、インドネシア語、韓国語)などが教えられています。

中でも日本語は、地域によっては30%超の採択率になっています。

給料の目安はこちらのページに詳しく書かれています。

私の知り合いの日本語教師(独身女性)は20代で、家を購入していました。 土日の休日はもちろん保証されますし、年間12週間の有給休暇があります。

(その期間も給与は支払われます。)日本の学校の教員のように、生徒休業期間中でも通勤しなくてはならない、という義務はありません。

【高卒者】日本語教師と大卒を目指そう。
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