現在、オーストラリアの新卒の教師の給料は、年俸にして税込み450万円程度ですから、日本語教師の給料だけで十分生活していけると思います。
僻地勤務の場合基本年俸に多少の手当てが付きます。
代用教員の場合、時給で計算され学校にもよりますが大体1日税込み2〜3万円です。条件によっては、9%程度の退職年金(superannuation)を付けてもらえることもあります。
時給自体は正規や契約より高いですが、毎日仕事があるという保証はなく、長期休暇中も無給になるので生活が不安定になります。
最近では、契約雇用でも組める住宅ローン等ができてきましたが、代用教員ではローンを組むのはまだまだ難しいと思います。
日本で日本語教師になるための勉強(420時間修了)をしてきた人は、定住してお金をもらってなる日本語教師より、ワーキングホリデーなどで来て、お金を払ってなる日本語アシスタントに多いように感じます。
また、現在日本語教師として働いている人たちは、日本で日本語教師だった人たちより英語教師や国語教師だった人の方が多いように思います。
私の知り合いにも日本の日本語教師の資格を持っている人や日本で日本語教師をしていた人が何人かいますが、その資格を活かして働いている人は現在1人もいません。
1人、民間の日本語学校で働いた方がいますがボランティア程度しかお給料がもらえず、生活がなりたたないので続けられなかったと言っていました。
皆さん、空き時間に個人で家庭教師はしているようですが、それではビザが下りないし、その収入だけで生活するのは大変だと思います。
就職実績92.2%!!
合格率66.3%(平均の2.5倍)